「今日、ピアノ練習した?」
「まだー!」
「昨日もやってないよね?せっかく習ってるんだから、少しでも練習しようよ」
こんな会話、ついしてしまうことはありませんか?
子どもには、できれば楽しくピアノを続けてほしい。
少しずつ上達してほしいし、できることなら自分から「ピアノやろう!」と練習してくれたら嬉しい。
そう思っているのに…気づけば毎日のように
「練習したの?」
と確認するのが親の役目になってしまう。
そして言う側も、言われる側も、だんだん疲れてしまうんですよね。
でも、毎日完璧に練習できなくても大丈夫!
大切にしたいのは、三日坊主にならないことではなくお休みしたあとにまた戻ってこられることです。
そこで私がおすすめしたいのが親子で始める小さな「手帳習慣」♪
まずは練習量を増やすのではなく
「今日できたこと」を1行だけ残してみる。
この記事では、音楽練習を「やらなきゃ」から「今日もできた!」へ少しずつ変えていく親子の手帳活用法をご紹介します。
「また練習してない…」親子で疲れていませんか?
ピアノを習い始めた頃は
「今日はピアノやる!」
と嬉しそうに楽器へ向かっていたのに、いつの間にか練習しなくなってきた。
学校から帰ってきたら宿題もあるし、お友達とも遊びたい。
ゲームもしたいし、YouTubeも観たい!
夕方になれば、ご飯やお風呂も待っています😨
そんな毎日の中で、ピアノの練習を続けること(もっと言えば習い事)って実は簡単ではありません。
一方で親としては…
「せっかく習っているんだから上達してほしい」
「次のレッスンまでに少しは練習してほしい」
という気持ちがありますよね。
だから
「ピアノやった?」
「いつ練習するの?」
と声をかける。
でも何度も繰り返しているうちに、子どもにとっては
ピアノ=やらなきゃいけないもの
になってしまうことがあります。
そしてママやパパにとっても
ピアノ=毎日言わなきゃいけないもの
になってしまう。
せっかく音楽を楽しむために始めたのにこれはちょっと悲しいですよね。
三日坊主でも大丈夫。大切なのは「戻ってこられること」
私は「毎日絶対に続けなければいけない」と考えすぎなくてもいいと思っています。
もちろん、楽器は継続して練習することで身につくことがたくさんあります。
でも!
月曜日はできた。
火曜日もできた。
水曜日は疲れてできなかった。
木曜日も忘れちゃった。
だったら金曜日から、また始めればいいんです。
ここで
「2日もできなかった……」
で終わるのではなく
「じゃあ今日は何をやろう?」
と戻ってこられることの方を大切にしたい。
三日坊主になったら、また三日始めればいい。
そのくらいの“ゆるさ”がある方が、長く音楽と付き合っていきやすいのではないでしょうか。
そこで始めたい「親子手帳習慣」
そこで私がおすすめしたいのが、手帳を使って練習を見えるようにすることです。
といっても立派な「ピアノ練習手帳」を用意する必要はありません。
普段使っている手帳でも、カレンダーでも、小さなノートでもOK!
そして最初から
「練習時間」
「テンポ」
「回数」
「できなかったところ」
「明日の課題」
……と、たくさん書く必要もありません。
最初は、
「何を練習した?」
そして、
「何ができた?」
この2つくらいで十分です。
たとえば、
「バイエル○番/右手が最後まで弾けた」
「発表会の曲/難しかった2小節ができた!」
など。
頭の中だけでは分かりにくかった頑張りが、文字にすると残ります。
昨日の自分と今日の自分を比べる材料にもなります。
まずは「1日1行」だけ書いてみよう
ここで大事なのが、記録すること自体を頑張りすぎないこと。
手帳を書くために10分も15分も使っていたら、それ自体が新しい宿題になってしまいます。
だからおすすめは、
1日1行。
たとえば…
9/2|バイエル○番 右手が昨日よりスムーズに弾けた!
これだけで全然OK!!
5分しか練習できなかった日なら
9/3|発表会の曲を5分練習。最初の4小節ができた!
でもいい。
もっと忙しい日は、
「ピアノ5分できた!」
だけでもいいんです。
小学生なら、少しずつ子ども自身に書いてもらうのもおすすめです。
「今日、何ができたと思う?」
と聞いて、本人の言葉をそのまま残してみる。
そうすると手帳が、親から評価されるものではなく
自分の成長を自分で見つける場所
になっていきます。
手帳を「できなかった記録」にしない
ここは、私がとても大切にしたいポイントです。
手帳を
“できなかったことをチェックする管理表”にしないこと。
たとえば
×「今日は10分しか練習できなかった」
ではなくて
○「今日は10分できた!」
同じ10分でも、受け取り方が全然違います。
空白の日があってもいいのです。
「ほら、ここ練習してないじゃん!」
と指摘するために使わない。
それよりも、
「今週、3日もできてるね!」
「前は難しいって書いてたところ、今は弾けるようになったね」
と、できたことを発見するために使う。
子どもが手帳を開いたときに
「できなかった自分」
ではなく
「こんなに頑張ってきた自分」
が見える状態にしておきたいんです。
親子で「できた!」を集めていこう
そして、手帳のもうひとつの良さは、あとから振り返れること。
1週間後でもいい。
1ヶ月後でもいい。
親子で一緒に手帳を開いてみます。
「今月、こんなに練習したんだね!」
「この曲、最初は“難しい”って書いてある!」
「今は普通に弾けるようになってるね!」
そんな会話が生まれたら、とても素敵だと思いませんか?
毎日一緒にいると、子どもの小さな変化は意外と見えにくいものです。
でも記録が残っていると
“できなかったことが、できるようになった瞬間”
を親子で見つけることができます。
だから私は、手帳を単なる「練習管理表」ではなく、
親子で作る音楽の成長記録
として使ってほしいなと思っています。
まとめ|今日から「できたこと」を1行だけ
音楽練習を続けるために、最初から完璧な計画を立てなくても大丈夫。
毎日30分できなくてもいい。
三日坊主になってもいい。
大切なのは、
「またやってみよう」と戻ってこられること。
そして、その小さな頑張りを見逃さないことです。
そのために、今日からできることはたったひとつ。
ピアノの練習が終わったら、手帳やノートを開いて、
「今日できたこと」を1行だけ書いてみてください。
専用の手帳じゃなくて大丈夫。
きれいに書けなくても大丈夫。
空白の日があっても大丈夫。
少しずつ「できた!」が増えていく手帳は、いつか親子で振り返ったとき、大切な成長記録になっているはずです。
まずは今日の1行から。
親子で“ゆるい音楽手帳習慣”、始めてみませんか?🎹✨
次回は…
次回は、
「『練習したの?』を毎日言わないために|子どもの頑張りを“見える化”する方法」
について、もう少し具体的にお話しします。
「見える化って、実際に何を書けばいいの?」
「親はどこまで関わればいい?」
そんな疑問についても掘り下げていきます♪

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